【2015/7/23 全文まとめ】EAFF東アジアカップ2015日本代表メンバー発表会見

2015/7/23 に行われました
EAFF東アジアカップ2015日本代表発表のハリルホジッチ監督の会見全文です。
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ハリルホジッチ
「コンニチハ。
長い時間かけて全てのリーグ戦を、全てのテクニックスタッフで視察に行った。
3週間前に50人のリストを皆さんに発表しました。
ただこの50人のリスト以外にも良い選手はいるし、彼らが次のリストに入ることもある。
50人のリストに話を戻すが、若い選手をたくさん選んだ。
これはたくさんの選手に私のメッセージを伝えたいということでもある。
そしてA代表に入るためにより野心をもって、よりたくさんのトレーニングをしてほしいというメッセージでもある。
例えばこの50人のリストの中にはベストメンバーの中に入ってない選手もいますね。ただ、若い選手です。
オリンピックのチームに入っている選手もいます。
能力はあります。そして伸びる可能性もかなりある。
そして彼らがいまから頑張らなければならないということですs。
彼らの価値と、彼らの能力を私に見せる時がきてますね。
最初の時から伝えているが、日本代表はすべての選手に開かれている。
ここのリストに入る資格があれば、問題なく呼ぶ。
それが海外でプレーしていようが、国内でプレーしていようが関係ない。
そして、海外に行っている選手も若いですし。

ただこの50人のリストを発表してからここまでの間に11人ほど怪我をしてしまった。
これは50人の20%以上だ。
これは少し警告として受け取った方がいい。
なぜこんなにも怪我が起きてしまったのか。
私はコレに関して考えがあるが、ちょっと怪我の人数は多すぎる。
その中から23人を選ぶということで少しむずかしい状況もおきた。

私達にはとにかく野心がある。
常に同じ野心を抱いている。
それをすべて見せることができるかあ私にはわからないが。

この大会においてはかなり難しい状況も想定しています。
4つのグループに分けて集合してもらう。
そして自分たちの所属するチームから直接来る選手もかなりいる。
7/29にリーグ戦が終わって、7/30の朝に出発する。
おそらく怪我も起きるかもしれない。
そのため23人の選手以外にもバックアップメンバーとして準備させる。
ただこの東アジアカップの前に1週間ほどトレーニングの時間がほしかったが、それから向こうに行っても難しいことがある。
例えば4つのチームが1つの会場でトレーニングするとも言われている。
いまのところ確定しているのは1回のトレーニングだけとも言われている。
そのして40度、湿度は6-70%くらいある。
昨日はメディカルスタッフとフィジカルスタッフと話して、この移動についてしっかり準備しようと、多くのことを予想しようと話した。
料理長も二人連れて行く。
このような難しいことがたくさんあるが、向こうでなにか成し遂げられれば。
皆さんにはいつもいっているが、負けるための準備はしない。
勝ちに行く。
23人を今から発表する。何もなければこの23人。
1人、2人ほど怪我の情報がある。
Jリーグの最後の節で怪我が起きればバックアップメンバーを呼ぶこともある。
彼らとも直接話しているが、しっかり準備してほしい。

国内組にとってはかなりいいテストになる。
彼らは見せないといけない。
A代表に入るための準備をしないといけない。
良い大会にしたい。そして勝ちたい。


今から23人を発表する。


まずは3人のGKから。
ヒガシグシ(東口順昭)
ニシカワ(西川周作)
ゴンダ(権田修一)
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彼らも見せなくてはいけない選手たちだ。
私の信頼を勝ち取らなければいけない。
A代表に入って欲しい選手たちだ

彼らもリーダーとしてこのチームにもたらしてほしい。
かなり期待している。

DFは8人だ。
ミズモト(水本裕貴)
ニワ(丹羽大輝)
マキノ(槙野智章)
モリシゲ(森重真人)
オオタ(太田宏介)
ヨネクラ(米倉恒貴)
新しい選手ですね。まだよく知らない選手です。
フジハル(藤春廣輝)
エンドウ(遠藤航)
新しい選手、オリンピック代表の選手も呼びました。
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そしてオオタですね。
怪我をしてたが、彼とは常にコンタクトを撮り続けている。
月曜日には直接スタッフが状態を確認する予定だ。
大会直前のJリーグに出られる状態なら連れて行く。
もしダメなら、バックアップメンバーを連れて行く。
おそらく車屋になるだろう。
彼にも準備してほしいと思う。
最終的には7/29のリーグ戦が終わった痕に決めたい。

中盤にいく。
新しい選手[カシワギ(柏木陽介)]、ここにいれている。
浦和の選手ですね。運動量が豊富な選手だと思います。
左利きで我々の中には左利きは少ないので、
後ろから組み立ててくれれば面白いかなと思う。
彼もしっかり自分のクオリティを見せる良い機会だと思う。
初めてですね。出るのは。
人間性もしっかり発見できたらと思う。

ムトウ(武藤雄樹)も新しい選手だ。
いまのところ中盤に入っているが、前でも使えると思っている。
少し攻撃のところに人数をたくさんさいているが、
まぁ浦和の選手も何人かリストに入っていたし、いろんなクラブの選手が入っていた。
広島のシバサキも良い選手だと思い、リストに入っていたが、怪我をしてしまった。本当に見ていて良い選手だと思った。
いまのところはムトウだということだ。

ヤマグチ(山口螢)はよく知っている選手だ。
彼はポテンシャルのある選手だ。伸びてほしい。

ヨネモト(米本拓司)も新しい選手だが、
彼もリストにしっかり入ってきていて、特に彼の運動量、
それから戦う所、おそらく中国では日本でやるよりも、
より強いコンタクト、そして日本に対して敵意を出してくると思うので、ヨネモトに対しては攻撃でも守備でもよりよいクオリティを見せる機会になる。競争してほしい。

タニグチ(谷口彰悟)は川崎では3バックのDFをやってますけども、
私は中盤で使いたいと思う。できればDFの前で良いテクニックをもって。
身長も大きいし、フィジカル的な所でも期待している。
日本代表に少し足りないのはこういうところ。
彼の存在が大切になる。

シバサキ(柴崎岳)ですね。
彼も少し問題があって、彼とも話してきたが、
ガクは中国でプレーしたい、皆とプレーしたいと言ってくれたし、
彼は既によく代表でやっていくれているので。
ただ最後のリーグ戦で怪我を再発すればバックアップメンバーを呼ぶ予定だ。

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ではFWにいく。
コオロキ(興梠慎三)
以前怪我してたが、非常に面白い選手。
色んな組織でプレーできる。
一人でもプレーできるし、真ん中でもできるし、サイドでもできる。
もっと出来る選手だと思う。
彼ともディスカッションしていきたい。
何故頻繁に怪我するんだという話もしたい。
彼は良いクオリティをもっているので、そういうところも話す。
おそらく彼の能力を見せる場面がかなりあるはずだ。
日本代表は得点を取る選手が必要だ。
得点者を見つけなければならない。

クラタ(倉田秋)も新しい選手だ。
彼も色んなシステムでプレー可能だ。
左サイドが多いと思うが、FWの後ろでもプレーできるかもしれない。
かなり運動量があるので、面白い選手だ。
彼もチャンスをつかんでほしい。

ナガイ(永井謙佑)
彼は名古屋で違うポジションでプレーしているが、
ものすごい速い選手だ。
できれば前で使いたい。ゴールの近くで。
我々とあって以来かなり伸びている選手だ。
かなり良い選手になる可能性を秘めている。

カワマタ(川又堅碁)
得点をとれる選手を探している。
カワマタは戦エル選手。
もしシンガポール戦に彼がいたら、彼のフィジカルで良い結果が出たかもしれない。
Jリーグで前節も前前節も得点に絡んでいるし、
彼も伸びて欲しい選手だ。
A代表に常に入ってほしい。
背が大きい選手が多くないので、カワマタのような選手がフィジカルをみせてほしい。

ウサミ(宇佐美貴史)
は既に皆さんに話しましたが、かなり能力のある選手だ。
彼がたくさんのことをもたらしてくれるだろう。
彼もしっかり向上していっている選手だ。
本当に多く期待している。

アサノ(浅野拓磨)
はさきほど皆さんにも話したが、
彼はチームでいつもベンチスタートだが、得点をとれる選手だ。
かなり早いですし、背後も探しているし、
前節彼のプレーをみたが、ものすごく良いプレーを見せてくれた。
彼が入ったおかげで逆転しましたね。広島が。
彼にとっても良いチャンスだ。
できれば自分の地元のクラブでみせてほしい。
本当にたくさん向上する選手だと思う。
彼は真ん中でもサイドでもできると思う。
もちろん良い守備もしてほしい。

これが23人のメンバーだ。
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もしかしたら29日の夜に変更があるかもしれない。
もちろんそれは期待していないが。
ただバックアップメンバーはしっかり準備している。

東アジアカップでは3つのシステムを用意している。
それに合う選手を選んだ。
もちろんこの23人以外にも有望な選手はいる。
このように続けてくれれば入れる。
続けてほしい。

無効では不確実なことが起きる。
6,7人の新しい選手を使うので発見があると思う。

もう一度言うが、1週間ほどの時間をくれれば有りがたかった。
ただ、他の解決方法がないので、仕方ないが。
そこで言い訳をするのではなくて、このグループにとっては重要な大会。
できればカップは持って帰りたい。
既に相手国も分析をしている。
難しい大会になると思うが、全てが可能だ。
怪我だけは無くしたい。
疲労、移動、いろんな条件があるので、メディカルスタッフとともに
疲労回復に務める。