【2013/1/8 20時30分〜速報】本田圭佑、ACミラン入団会見!会見全文。

2013/1/8 20時30分〜

セリエAACミラン本田圭佑選手の移籍会見、
内容全文です。

デビュー戦の可能性のある1/12サッスオーロ戦の情報はこちらを。
http://masuzonefifajfa2.blog.fc2.com/blog-entry-790.html

【会見前のインタビュー】
Q.これまで大舞台を経験してきたと思うが、今回特別な興奮はあったか?
本田
「それはね。皆様の期待も感じますし、嬉しい気持ちはある。一方でまだ試合には出てないですし、ここからがスタートという意味では冷静ですね。」

Q.アタランタ戦を観戦して、いろんなインスピレーションを得たと思うが感想を
本田
「一番気にしてみていたのは、ファンがどういうプレーに反応するのか。
今までプレーしてきた国とは違う新たなフィーリングを感じた。
非常に目が肥えていて、一つ一つのプレーに対して厳しい。
基本的にはブーイングだったので、俺もココでブーイングされるんやろな。と思いましたね」

Q.アタランタ戦を観戦して、来る前にイメージしてたものに変化はあったか?
本田
「チームの課題はそれなりに分析してて。それが自分が入ってどこまで改善できるかということですが。
実際は思っているよりも簡単ではないでしょうけど、やれる自信はありますし、
何かしらチームにプラスαを加えて、それによってチームは劇的変わるものだったりもするので、
その辺は楽観的に考えている」

Q.ミランは個のレベルは高いが、組織はあまりうまくいってないと感じるが?
本田
「本当に一人一人のレベルでいうと世界最高レベルの選手ばかりなので。
その組織というところは求めていかないと。むしろ求めていけば世界で勝つチャンスはあると思う。」

Q.バロテッリとカカのプレーは想像しているか?
本田
「それは聞かれるだろうと思った質問ですけど、それは想像してますけど、いつも通りにやることが大事ですし、
誰であれ自分のプレーをする。それが大事だと思う」

Q.5日経って、文化とか食事とかどうですか?
本田
「今までもサッカーしたい、でしたから。ミラノに来ても生活スタイルは変わらない。僕のとってはサッカーのプレー次第なんでそれは。今のところ、場所が変わってというよりも早くプレーをして落ち着きたいという想いが強い。」

Q.以前からエスプレッソが好きなイメージがあるが本場のはどう?
本田「おいしいですね。」

Q.常にイメージしている自分が前を走っていると言っていたが、追いついてきたのでは?
本田「全然追いついていないですよ。えぇ。むしろ離されているくらいの流れですよね。
日本人としてここにきて期待されていることは僕にとって1つ誇りである。
ただ、この待遇に見合う選手にならないと。
正直この待遇が先行している部分が少なからずあるんで。
彼らが何を期待しているかを冷静に考えないといけないですし、そこを下回ると批判になるわけですから。
そこに自分のプレーが追いつきたい。という思いが強い。
ですから環境選考型の僕にとってはいい環境を与えてくれてるなというのは正直思いますし、
これに見合う選手になれば、今離されている自分に追いつくチャンスはまだあると信じている」

Q.かなりの重圧だが、心地よいものなのか?
本田「プレー始まっちゃうと、何書かれようと気にならなくなるので。
ただ今はあまりにもプレーから遠ざかっているので、その辺がもどかしいと言いますか。
やっぱやることやらないと。俺の仕事はココでしゃべることじゃないのにな…というもやもや感はありますね。
期待だけされてる感じで、日々が続いているので。

やっぱりトレーニングの時間が限られてきますよね。こういう場所で忙しいと。それは選手いとっては本末転倒な状況。
その危機感、物足りなさ、サッカーに集中できない感じというのは感じている。

出たときには必ず結果が求められるので、それに対して、今日もこれが終わればそれに集中できると思っているので。
あと数時間の辛抱だと思っています。」

Q.オランダやロシア時代のコミュニケーションやリーダシップについて
本田「ロシアではリーダシップを発揮してたのはピッチ上だけでしたし。
ピッチ街ではほとんどグラウンドでコミュニケーションを取っていたくらいだったので。
僕にとってはココでピッチ上では自分の伝えたいことを他の選手に伝えて、
少しでもいい方向に、レベルの高いサッカーに変えていきたいと思う」

Q.子供たちに夢を与える存在
本田「僕は結果を出すだけ。自分が求めてるものをもっと強く願って求め続けるべきですし、
そうしないと目標を達成できない。その結果、子供たちに夢を与えられると思っているので、
もちろん子供達だけじゃなく、日本人、アジア人、世界の人々。
ココでプレーするということはその人々が注目していることなので、その使命感は強くなっていくと思う」

Q.これから英語で会見するが、世界に自分を発信するという意味合いも?
本田「今日の会見はイングリッシュレッスンなんで(笑)
いつもやってるイングリッシュレッスンが今日のプレスカンファレンスです(笑)
うまくなりたいので。皆と話す機会を設けてもらえたので、じゃあ英語で。と。

(イタリア語)全然まだ、挨拶もできないくらいで。ここから選手と監督と関係者とイタリア語で。
でも思った以上に英語しゃべれる人多いんですよ。スタッフの人たちともしゃべりましたけど、
ほとんどの人が英語しゃべれるので。今のところ、覚える必要あるのかな?と感じてます。
選手たちともあいさつしましたけど、皆英語うまいのでね(笑)この感じだとサボりそうですね(笑)
(離した選手は?)ほとんど全選手と話しましたし、カカもバロテッリも英語ペラペラだったので、
ポジティブな点だった。
(スペイン語もしゃべれるという話だが)それは噂が先行している。本当に挨拶と単語いくつか知っている程度。」

Q.日本を代表して戦う気持ち
本田「やるべきことをやることが僕の仕事。使命感はロシア時代から持ってやってましたし、国が変わっただけで。
ここに来る日本人がいつでもイタリア人にいい出迎えをしてもらえるようなインパクトを毎週イタリア人に植え付けたいなと。それが今の目標ですね」

Q.常に1番を目指す理由
本田「理由を追及すると答えが見つからないんですよね。どうしてサッカーを始めたか、も気づいた時から始めてましたし、どうして1番になりたいかも、なりたいからなるとしか言えない。
だって2番になりたいっていうのは僕の性格からは的外れなので。僕は2番より1番が好きというだけが唯一の理由

(ここで活躍すればバロンドールの対象にもなると思うが)
気が早いですけどね。夢ではないと思います。」



【ACミラン公式記者会見】
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ACミラン CEO ガッリアーニ氏
「皆さん、お越しいただきありがとうございます。
80人以上の方が日本から集まってくださいました。
本田圭佑選手の会見をはじめます。
ミランにとっては最初の日本人です。
100年以上のミランの歴史の中で非常に重要な10番のユニフォームを着て、プレーすることになります。
この10番はジャンニ・リベラサビチェビッチ、ボバン、ルイコスタ、セードルフ、そしてボアテング
といった偉大な選手達が付けてきた番号です。
ボアテングが8月に去りまして、それから本田とのコンタクトがあったわけですけども、
この10番を本田のために、本田選手も希望していましたので託すことにしました。
そして、彼の夢が小さい時からミランで10番をつけてプレーするという夢があるということで、
彼の夢を実現したいと思ったわけです。
ようこそ。本田圭佑選手。」

本田圭佑の動画が流れる。

その後、各記者から質問。

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記者「最初の数日間はいかがですか?サンシーロやミラネッロの練習場など。ミランの選手達とも会ったと思います。一人の少年としての感想をおきかせください。」

本田圭佑(英語で)「とても興奮しています。毎日毎日幸せです。」

記者「10番の意味を理解していますか?」

本田圭佑(英語で)「はい。私の夢が実現したとわかったとき本当に嬉しかった。
12歳の時、いつかサッカー選手としてセリエAで背番号10で活躍したいと作文に書いた。
ですから、本当にここに来たいと、10番をつけたいと思っていた。
10番が付けられるとわかったとは本当に嬉しかった。
ここまでの移籍を支援してくださった、ガンディーニさん、ガッリアーニさん、兄弟・家族にも感謝したい。
ですから、自分が何者であるかをピッチで示したいと思う。
さきほどのビデオでご覧いただいたと思いますが、私のキャリアがココで終わるのかどうか、
最後のキャリアかもしれませんが、それが今日始まった訳ですから、がんばりたいと思う。」

記者「12日のサッスオーロ戦には出られますか?」

本田圭佑(英語で)「まだわかりません。1か月をほど試合を遠ざかっていますし、それからACミランというのは、
ビッグクラブですから準備が必要だと思います。試合に出るには少し時間が必要かもしれません。」

ガッリアーニ「一つ付け加えたいが、ミランは日本に6回も行ったチームです。
それほど行ったのはミランくらいでしょう。
私たちは日本について理解しているが、日本までのジェットラグが大きい。それでもボカジュニアーズにも勝ちましたし、4〜5日経つとジェットラグは徐々に抜けてくるんです。
本田選手は逆にこちらに来たわけです。こちらに来てまだ数日ですから、あと2、3日は体調を整える時間が必要だ。
ですから、早め来てもらって体を整えてもらってますけど、最終的にはいつデビューするかは監督次第だ。
私自身としては、やはりもう少し慎重に考えて彼のデビューを考えるべきだと思っている。
日本とイタリアのジェットラグは皆さまが思っている以上に大きい。
ゆっくりと体調を整えて、ベストな状態でデビューをしてほしいと思う」
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記者(スカイスポーツ)
「他にもチームがある中でどうしてミランが夢だったのですか?
そして過去の偉大な選手たちの中で印象的な選手はいますか?
そしてこの新しいチームでどのようにプレーしていきたいですか?」

本田圭佑(英語で)
「とにかくミランに来てチャンピオンになりたいと思っていた。
特にチャンピオンズリーグで勝つことしかか考えていない。
(過去の選手)勿論すべての選手、知っています。
子供の頃からミランの試合を毎週毎週見ていました。
セリエAというのはその当時から一番有名な世界最高のリーグでした。
ですから一人の選手を上げることはできないです。
好きな選手がたくさんいますので。」
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記者
「CSKA時代からずっと見ていますし、コンフェデも見ました。
CSKAの最後の試合を見ると、すごく成長したと思います。
ロシアで成長したと思いますが、ミランで何を学びたいですか?」

本田圭佑(英語で)
「色々な期待があるということは分かっている。
ですから期待を満足させるような活躍をしないといけない。
アシストもゴールもしっかり決めなくてはならない。その為に最善を尽くす。
チームの為にとにかく最善を尽くす。それしかない。」
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記者
ミランは今年低迷している。そしてチャンピオンズリーグにも出られない。その状況ですが?」

本田圭佑(英語で)
「さきほども言った通り、ゴール、アシスト、ディフェンス、とにかく出来ることはすべてやる。
そして、チームが悪い状態だと私自身は思っていない。
それから私自身も調子がいいですし、もしプレーができれば、チームメンバとどううまくやれるか、
そのイメージは描けているつもりです。そしてプレーをしながら改善していけると思います」
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記者
ミランに来たことは、あなたのキャリアにとってどんな意味があるのでしょう?
またあなたの個人生活についてもどのような重要性があるのですか?」

本田圭佑(英語で)
「様々なインタビューの中でそのような質問を受けてきました。
私にとって重要なことはサッカーをすることだけです。
どこに住むかは重要ではない。
どこでやったとしても、しっかり練習して、休養して、試合に勝つ。ベストを尽くす。
それが私の生活で重要なことです。クラブもサポートしてくれていることもわかっている

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記者
「特に早くプレーしたい選手はいますか?そしてどこのポジションでプレーしたいですか?」

本田圭佑(英語で)
「どのポジションでもプレーできる。選べるのならトップ下だ。
ストライカーの下ですね。これが一番得意なポジションだ。」
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記者
「サッカーに集中するという話がありました。そして常にサッカー選手としての自分を語られてますね。
それは本当の姿なのでしょうか。それとも意図的なのでしょうか
例えば、サッカーに集中している、常に結果を求める性格なのか?それとも敢えてそうしているのか?」

本田圭佑(英語で)
「それは両方だと思う。この性格は生まれついてのものです。
今のような行動ができるよう自分自信で律していることもあるので両方だと思う」
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記者
「日本では大スターであると知っている。ベッカムと同じ扱いをココで受けているが、
このプレッシャーはあなたにとってどうでしょう?」

本田圭佑(英語で)
「自分がやるべきことはピッチで結果を残す事。
それにファッションも好きですし、子供たちに勇気や夢を与えることも好きだし、自分の仕事だと思う。
ですから、プロのサッカー選手の模範として示したい。
それが自分の目指す姿ですし、やるべきことだ」
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記者
「日本、ロシア、イタリアの違いは何だと感じますか?
イタリアで最初の問題となりそうなことは何だと思うか?」

本田圭佑(英語で)
「イタリアのサッカーというのはディフェンシブで戦術が細かいと思う。
私は攻撃的な選手だが、イタリアでサッカーをするにはディフェンダーもサポートする必要があると思っている。
90分で何ができるか、しっかり理解して学んでいく。そういう態度でのぞみたい」
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記者
「どれくらいのクラブから冬にオファーがありましたか?
そしてミランを選んだ理由は?」

本田圭佑
「私の心の中のリトルホンダに聞いたんです。
どのクラブでプレーしたいのか?と。
リトルホンダがACミランでプレーしたいと言ったんですよ。これが理由です。」
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記者
「サングラスをいつもかけている理由は?視力に問題がある?」

本田圭佑(英語で)
「この質問1000回以上聞いた気がします。常に答えてるが、これは単なるファッションです。
いつもそう答えてます。」
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記者
「サムライ精神とは?」

本田圭佑(英語で)
「えーサムライに私会ったことないんですよ(笑)
ですからサムライ魂があるかどうかは何とも言えない。
ただ日本の男性は強い諦めない精神を持っている。
そしてしっかり規律を守る。
私自身もそうですし、それがサムライ魂なんではないでしょうか。」
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記者
「ガッリアーニ氏の隣で試合を観戦していたが、落ち着いていましたね。」

本田圭佑(英語で)
「まだ始まったばかりなので、満足するわけにはいかない。
練習しなくては、チームの為に結果も出さなくてはいけない、とずっと考えていた。
アタランタ戦に勝ったのは嬉しかったが、私が勝ったわけではない。
これからやるべきことがあるので、そんなに喜ばなかった」
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記者
ミランについて長友佑都から何か面白いことを言われた?」

本田圭佑(英語で)
「イタリア人はサッカーを知っている。
うまくいかないと、とにかく叩かれる。と教わりました。
ですから常にいいプレーをすることが自分の任務になる。」
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記者
ミランは昨年8月に来てほしかったが叶わなかった。8月〜12月までどのような気持ちでプレーしたか?」

本田圭佑(英語で)
CSKAモスクワの選手でした。
もちろん昨年8月に来れればよかったかもしれないが、その当時はモスクワの選手でしたから、
そのチームでベストを尽くすことを考えていた。」
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記者
「今年はW杯だが、本田圭佑選手にとってどのような年になるか?
またイタリアと対戦があった場合何ができるか?」

本田圭佑(英語で)
「コンフェデではイタリアに負けました。W杯ではイタリアを負かそうと思っています。
まずはグループリーグを勝ち上がってからということになります。
ですから是非W杯ではイタリアと試合がしたいですね。勝ちたいです。」
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記者
ザッケローニ監督からはアドバイスがあったか?」

本田圭佑(英語で)
ザッケローニ監督からはミランはイタリアでもすべてがトップのチームだと教わった。
でもここからがスタートだと。とにかくまずはプレーして、それを維持していくことだとアドバイスされた。」
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記者
「ミラノではどこに住むのか?どんなふうに過ごしたいですか?」

本田圭佑(英語で)
「いい街です。古い建物がいっぱいあって、日本とは全く風景が違います。
レストランにも何件か行ったが、とても気に入っている。
面白い場所にも行ってみたいですし、何かいい店があったら教えてください。」
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記者
「カカ、バロテッリ、それぞれの選手についてどう思うか?」

本田圭佑(英語で)
「世界でも最高クラスの選手。彼らと一緒にプレーすることで色々と学べるでしょう。
もしうまくプレーできれば、今年は難しいが来年はチャンピオンになれるでしょう」

ガッリアーニ
「私ではありませんが、すごくいいですね。このロゴ。」

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記者
本田圭佑スペシャルロゴを作った理由は?」

ガッリアーニ
バロテッリについては1年前に交渉していた。カカについてはずっと忘れていませんでした。
本田について考えたのは、1年前でした。それからずっと交渉が続いたわけですね。」
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【会見後のミックスゾーンでのインタビュー】
本田「まだプレーしてないので、100%実感はない。」

Q.プレーすれば実感が100%になる自信はあるか?
本田「自信がないと10番は要求してないですし。ダメだった時の反動も理解しているので。
でも、それが自分の求めていたものだと思うとすごく気持ちいいし。
この待遇に見合う選手になれるチャンスは求めたからこそあるわけで。
もう逃げれる環境にないんでね。ある意味でここからそのとてつもないプレッシャーと付き合っていきたい。」

Q.このステージは求めていたものだと思うが、満足している部分もあるか?
本田「満足という言葉は僕は使わないが、まぁホッとしたと気持ちは当然ながらあったし、
それはW杯出場を決めたりとか、CSKAで最後の年に優勝したりとか、それはいくつか手ごたえとしてホッとはしてきましたけど、満足した経験は振り返ってもまだないし、当然ないし、ただこれからその満足が芽生える可能性があるのであれば、それを追い求めていきたい」

Q.今日からの毎日がW杯につながると思うが
本田「W杯は自分にとって非常に重要なポジションですし、それに向けてやっているという事実はありますけど、
W杯の為だけにサッカーをやっている訳ではないんで。全てをバランスよく自分が納得いく形で結果をだしたい」

Q.ACミランから先の夢
本田「この場で話すことではないんでね。自分の中には小さいころから思い描いてる絵っていうのはあるんですけど。
それは後に皆さんに話せることができたらと」

Q.アタランタ戦を見て、チームのイメージ
本田「テクニック論でいえば、もう少し全体的にアグレッシブに戦うべきだと感じている。
それをするには普段の練習から追い込んでいかないと。
試合前の練習から今日は攻撃に行こうといってできるものではない。
当然それは全員分かっていると思うので、厳しい目を普段から自分たちに向けていかないと満足いく結果はでない」


Q.イタリア語の練習
本田「さっきも話したが、スタッフも選手も英語しゃべれる人が多いので。
自分がイタリア後覚える必要があるか?というところからのスタート。
ただ、少なくとも英語がしゃべれない選手もいるので。
その選手やスタッフ共しゃべりたければ覚えなければいかないでしょうね。」

Q.プレッシャーは?
本田「プレッシャーは感じるべきもの。プレッシャーがないと意味がない。
プレッシャーが大きいことは事実。だからこそ大きく飛躍できると信じている。
このプレッシャーとうまいこと付き合いながら楽しみたい」

Q.長友佑都選手は話しますけど、イタリア語は?
本田「長友のイタリア語はうまいんですか?
(まあまあです)彼は僕がとっさに英語でしゃべりかけても英語で返すセンスがあるんで(笑)
それですぐ習得したんでしょうね。うまくインテルの選手とも付き合ってるんじゃないかと思いますけど。
僕に関しては、少しずつやっていければいいと思う」

Q.ミランの選手の中で特にプレーしたい選手は?
本田「攻撃陣の選手とはやってみたいですね。皆とやりたいと思います。」

Q.英語での大きな記者会見。緊張は?
本田「緊張してないというのはうそになるんでしょうけど、思ったほど緊張はしなかった。
(言いたいことはいえたか?)まだまだですね。日本語で話すとあと3時間はしゃべれたと思います。」

Q.10番をつけるプレッシャーは?
本田「逆に皆さんに質問したいが、10番を着けるチャンスが目の前にあって、違う番号を選びますか?と言う話。
僕はそのチャンスが目の前にあって、喜んで自分から要求しましたし、その時にプレッシャーとかは何も考えなかった。
それはあとから来る重圧でしょうし、これからのこと。後悔することはないと思う。」

Q.子供たちのメッセージ。
本田「一つ子供たちに伝えたいのは。
一つ一つ階段をしっかり登れば、いずれたどり着けるんだというのは証明することができたのではと思う。
それを子供たちの夢や希望にしてもらって、それから更に僕よりもでっかい夢を持って、日々練習に励んでほしい。」

Q.遠回りをして学んだこと。遠回りしたからこそ得たもの。
本田「面白いことに、時間はかかってしまったんですけど、必然なんですよね。
仮に2年前にココにこれたとしても、2年前の僕じゃ多分この重圧に耐えきれたかはわからない。
結果論ですけど。
今だからよかったのかなと。モスクワでの4年間はバカにできないと思います」