【2011/12/4 24:25〜『僕が世界で戦える理由(わけ)〜変えるこだわり、変えないこだわり〜』 動画も】フジテレビで長谷部誠・岡崎慎司特集(静岡テレビ)エンディング曲も紹介。
2011/12/4(日) 24:25〜25:20
フジテレビで長谷部誠と岡崎慎司の特番が放送されます。
タイトルは
『僕が世界で戦える理由(わけ)〜変えるこだわり、変えないこだわり〜』
約一時間の結構深い番組なのではと思います。必見です!!
動画などありましたら、ここでお知らせします。
あとエンディングで使われている曲が気になってる方がいるみたいなのですが、
Bernard Butler - Not Alone
これだと思います。
以下は内容です。
2014年ブラジルワールドカップを目指すサッカー日本代表。
現在、その中心選手の多くが海外リーグに所属し、チームの主軸として活躍している。
だが、彼らはユース年代から注目を集めてきた、いわゆるエリート選手ばかりではない。
ではなぜ、そんな選手たちが、厳しい海外リーグで成功しているのか?
ブンデスリーガそして日本代表で活躍する長谷部誠選手、岡崎慎司選手を通して“非エリート”が世界に通用する秘密に迫る!!
中田英寿、小野伸二、高原直泰…。
わずか5年ほど前まで海外で活躍する日本人といえば、
ユース時代から注目されてきたスターたち、いわゆるエリート選手だった。
しかし現在、海外で活躍する日本人選手は、必ずしもエリート選手ではなく、
Jr.ユースやユース時代にはさほど注目されていなかった“非エリート”選手も多い。
そこで今回は、最も日本人選手が多く所属するブンデスリーガ(ドイツ)の中で、
“非エリート”の活躍を象徴する2選手に密着し、海外での成功の秘訣(ひけつ)を探っていく。
一人はブンデスリーガで5シーズン目を迎えた、日本代表のキャプテン・長谷部誠選手(ヴォルフスブルグ)。
もう一人は昨シーズン途中、念願の海外移籍を果たしたストライカー・岡崎慎司選手(シュツットガルト)。
彼らは今シーズンもチームの主軸としてコンスタントに試合に出続けている。
それはかつてのスター選手たちも簡単にはなしえなかったこと…
なぜ彼らは一流選手が集まる欧州で戦っていけるのか?
そこには、ドイツに渡って変えたものがあった。
一方で、ずっと変えずにいることも…。
現日本代表の中心選手2人が他では見せない“素顔”と“本音”…そこには日本サッカー進化の可能性が詰まっている!
長谷部誠選手はこう語る。
「いい意味であきらめること…自分の得意なもので勝ちたいという葛藤はあったが生き残っていくために必要なものは何なのか考えた」
「環境を変えることはきっかけにすぎない。そこでどれだけ試行錯誤できるかが大事。やっぱり自分のやり方を見つけないと…」
静岡の名門・藤枝東高校から浦和レッズに入団した長谷部選手。
しかし、高校時代を振り返ると「静岡には自分よりもっと上手い選手が100人も200人もいた」と言う。
浦和レッズの黄金期をつくった長谷部選手は、2008年にヴォルフスブルグに移籍。レギュラーが保障されていた日本から、世界中から選手が集まるドイツへ
。想像以上に激しいチーム内の競争が繰り広げられる中、何をしたらチームで生き残れるか?
彼が出した答えは、「チームの穴を埋める存在」になることだった。
浦和時代、決定機を演出したり、2列目からの飛び出しで得点に絡むプレーが得意だった彼が、
守備への意識を高く持ち、チームのバランスを取る役へと自分を変えていった。
元々得意だったプレーから微調整することで、チームに欠かせない選手になったのだ。
そんな長谷部選手の活躍が呼び水となり、その後、次々と日本人選手が世界へ飛び出して行った。
岡崎慎司選手もその中の一人…。
岡崎慎司選手はこう語る。
「ドイツでは誰も岡崎慎司がどんな選手か知らないから、1から自分を作っていける。
Jリーグ時代より、強くなれるか弱くなれるかは自分次第」
「自分は下手…だから誰よりも考える。それで成功した時は、考えた分だけ余計に伸びていける」
2011年2月、ブンデスリーガデビューを果たした岡崎慎司選手(シュツットガルト)。
当時、降格争い真っただ中だったクラブにとって、
岡崎の獲得は、残留に向けての切り札的存在になっていた。
しかし、そんな彼も清水エスパルス入団当時は、
同期入団8人の中で、最も期待されていない選手だった。
「自分は下手だと感じているんですよね。周りには上手い奴はなんぼでもいるし…」。
Jリーグでも、そこからはい上がってきた。
そんな彼がドイツで変わったこととは?
「日本では岡崎慎司はこういう選手というのを分かってパスを出してくれる。
それを決めるだけというのが続いていた」。岡崎慎司というプレーヤーを理解し、
活かしてくれるチームメイトの存在はありがたかった。
しかし彼は、そんな自分をリセットする道を選んだのだ。
Jリーグで培ってきたスタイルに固執することなく、もう一度ゼロから自分を作っていく。
新しい岡崎慎司がドイツで誕生したのだ…。
“非エリート”だからこそ、ドイツのサッカーに、環境に、柔軟に対応してきた両選手。
だが、一方で変えなかったこともある。
岡崎選手が変えなかったことは、サッカーの原点ともいうべきこと。
そして、長谷部選手が変えずにいること。それは、ちょっと意外なことだった…!?