【映画「TESE」】観てきました。チョンテセ選手のドキュメンタリー映画です。TOHOシネマズ川崎等で順次公開。

11/19(土)13:00〜TOHOシネマズ川崎限定でのチョンテセ選手の映画「TESE」が特別上映。

行ってきました。
感想としては、とにかく色々考えさせれるドキュメンタリー。
ナレーションなしで構成されてます。
カズやパクチソン中村憲剛、李なども出てました。
アンヨンハ選手もかなりでてます。
内容は言えませんが、笑えるシーンも泣けるところも。

何年も前から密着してた様で、北朝鮮代表のロッカールームだったり、
バスの中の映像もあって、かなり貴重なのではと思いました。

テセ選手は本当に大きなものを背負って北朝鮮代表のピッチに立っていると思います。

9月の日本ホームでの北朝鮮戦の国歌斉唱の時のテセ選手も涙も、
いろんな思いがあったんだなと思ってしまいます。
家帰ってこの試合見ると泣けますね。

そして北朝鮮代表のことをテレビなどでテセ選手が話してくれることで、
そういう偏見が少し薄れたりするときもありますし、親善大使のような役割も担っていますよね。


チョンテセファンは絶対ですし、全てのサッカーファンにも観てほしいです。


・内容
在日コリアン3世のプロサッカー選手、鄭大世(チョン・テセ)の姿を約3年半に渡って追いかけたドキュメンタリー。
ナレーションを入れず、彼の言葉からアイデンティティにまつわる深い葛藤などが明らかにされる
。監督は本作の前作となるテレビ向けドキュメンタリー『祖国の選択』で
鄭大世李忠成という2人のサッカー選手に迫った姜成明。

日本代表・李忠成、北朝鮮代表・鄭大世〜それでも、この道を選んだ


映画「TESE」は
TOHOシネマズ川崎で11/26〜12/9。
渋谷アップリンクで12/10〜12/23。
シネ・ヌーヴォX(大阪)で1/2〜上映されます。他、全国順次公開予定とのことです。

あと、前半での交代など、いろいろあった北朝鮮戦でしたが、
試合後のチョンテセ選手はtwitterで以下のようなツイートをしてます。

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・前半の交代について
いろいろな書き込みがありましたが、怪我はしていないのでご安心を。
前半での途中交代は初なので悔しかったけど人工芝に慣れずボールが足についてなかったので納得してます。

・試合について
今回の朝鮮での日本戦は国歌の時から交代した後の選手たちの勝利への鬼気迫る気迫と
一体感をみて相手選手へのファールなどに罪悪感を感じている自分はそこに立つ資格がないと感じました。
勝利は嬉しかったしプレイも全力でしたがこの6年間で日本代表に対しての心境が大きく変化してる事を実感しました。

メディアでは色々と批判が殺到しているみたいですが歴史的背景をみると観客の気持ちはわからないこともありませんがやはり国歌のブーイングは政治とスポーツは別と唄い続けてる僕としては悲しく心苦しかったです。
ただグランドでの上では選手は正々堂々と戦ってたし、レフェリングはかなりフェアーでした。

退場者も出たし、偏る事もなくイエローも出るとこ出てました。そんな選手を僕は誇りに思います。
今回は僕らの勝利で終え選手たちも関係者も胸をなでおろしてますがブーイングに関してはみんなの怒りが収まるとは思いませんが僕は申し訳ない気持ちでいっぱいです。
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以上です。いろんな思いを背負ってピッチに立っているチョンテセ選手。
日本ホームの国家斉唱時のチョンテセ選手の涙等、きっとこの映画を見た後に、
今回の3次予選の試合をみると、また違った見え方があるのではと思っています。

これからも北朝鮮代表でもあり、日本の代表でもあるチョンテセ選手を応援していきましょう。

公式サイトです。
11/26〜順次公開。映画「TESE」公式サイト