【2013/11/3 やべっちFC】名波浩×柿谷曜一朗対談!必見です!

次週2013/11/3のやべっちFC

名波浩×柿谷曜一朗」の対談の模様が放送されました。

少しだけ要約を。

■二人の出会い
名波「我々同期じゃないですか。いわば。
俺、今でも覚えてるよ。
俺がセレッソ入った(33歳の)時、
曜一朗(16歳)がもういて、第1声なんて話しかけてきたか知ってる?
フリーキック、僕のがうまいですよ”って言ったの。」

柿谷
「(笑) なんてヤツや(笑)」

■欧州遠征2連敗
名波「勝てずに得点もできなかった中で、
選手やスタッフとどういう話をしたのかなと。
それからどういう方向性でW杯まで向かっていこうと。」

柿谷「これじゃWカップどうなんねん。
もちろんそういう考えが普通だと思いますけど、
チームとしてこうしていこう、っていうのが絶対に合わへん時ってあるじゃないですか。
最終的にWカップで結果を出すために今取り組んでいる訳やから。
それまでにいろんな課題ってのがあると思うので。」

名波「そういった話をベラルーシ戦前の選手ミーティングでやったらしいじゃないですか。
どんな内容でしたか?話せる範囲でいいですけど。」

柿谷「カメラの前では言えないですけど」

名波「言えないような内容ばかり?」

柿谷「まぁ長谷部さんやったり永嗣さんだったりっていうのが選手を集めて、
皆の思っている意見、今の代表で自分はもっとどうしていきたいか?
監督はこういっているけど、ホンマは自分はどうしたいか?っていうのを、
全員の意見を聞いて、そういう場所に僕らも入ったことによって自分の思いっていうのも言えたし。」


■日本代表での苦悩
名波「(代表で)周りに合わすことがすぐに順応できたことはすごくプラスだったかもしれないけど、
ザッケローニ監督が曜一朗を一番前に置いたのは、特効薬、即効性を求めたと思うんだよね。
結局点が取れてない。これが一つでしょ。
それから自分がシュートが打ててない。
これを今後どうにかするために今後考えなくてはいけないと思うんだけど。」

柿谷「納得はいっていないというか。
自分をチームになじませないといけないという思いが強いが多少強いというところもあって。
結果がついてきていない以上、すごい悔しい気持ちが多いですけど。」

■遠慮してる?
名波「我々が現場で見ていても、テレビで見てても。あれ?曜一朗遠慮してるのかな?と思うんですけど」

柿谷「よく言われるんですよねw
僕全然遠慮してないですよ。普段はしてますよ。ご飯食べてるときとかは気を使ってますけど(笑)」

名波「気遣ってるの?サラダ取ってきましょうか。とか?」

柿谷「サラダはとりにいかないですけど(笑)」

名波「曜一朗より年下はあまりいないのか?」

柿谷「そうですね。僕の下は蛍とか斎藤学とか高徳とか宏樹ぐらいが一番下なので。
言ったらほぼ一番下みたいな感じで。」

名波「セレッソ大阪関係以外で誰と仲いいの?俺の基準は電話番号とメールアドレスとかだけど。」

柿谷「それは篤人君くらいですかね。。」

名波「長友の番号知らないの?」

柿谷「知らないです。。」

名波「本田の番号知らないの?」

柿谷「知らないです。。」

名波「あららら…。次だね。次絶対だね。宿題出来たね。」

柿谷「次全員に聞きに行きます(笑)」

■後悔しているプレー
名波「自分の武器も出せてないっていう中で、このプレー後悔してるなっていうシーンありますか?」

柿谷「グアテマラかな。コーナーからのカウンターでずっとドリブルしてて、
最後パス出して、コーナーになっちゃったんですけど。」

名波「この後悔はあのパスミスで後悔したの?」

柿谷「僕の方にみんな来てたので、右にかわしていけたかなっていうのも。」

名波「シュートの選択肢はあった?」

柿谷「シュートもありました。でも、(本田が)見えてしまったので。」

名波「そうだね。見えちゃうんだよね。
ミックスゾーンで"なんで打たないの?"って言ったの覚えてる?」

柿谷「覚えてます」

名波「まぁ我が強くプレーしろとは言わないけど、お、それだよ曜一朗っていう空気にスタジアム中を
させてほしいなと思いますけど」

柿谷「ゴールするためにはやっぱシュートがいるので
"裏にパスを出してくれ"
"クロスをこのタイミングで上げてくれ"
とかもっと要求も今まで以上にしないといけないと思いますし、
綺麗に崩し切ろうという考えが皆にあるんで。
少し強引にでもシュートっていうのは。
チームとしてそこはもう少しもっとシュート打った方がいいじゃないという思いがあるんで。
やはり自分が日本を強くしたいと思って入ったし。」

■日本を強くしたい
名波「自分が日本を強くしたいって言ったね今ね。」

柿谷「したいです」

名波「現在の代表選手でもなかなか言えないと思うけど。」

柿谷「やっぱり批判が代表を強くすると僕も思うし。」

名波「でもそんなにまだ批判されてないじゃん。
俺なんて10番脱いで磐田帰れって言われたからね(笑)
しかもお客さんにだよ(笑)」

柿谷「それは俺やったらメンタルやられてますね(笑)」

■毎試合後の欠かさない作業
名波「試合終った後に自分で反省して、
フィードバックを自分で映像見ながらやってるんですか?」

柿谷「はい。徳島の時からやってるんですけど。」

名波「やろうとしたキッカケはなにかあったの?」

柿谷「僕だけかわからないですけど、90分試合してほとんど試合のこと覚えてないんですよね。
こうしたら点取れたんじゃないかっていうシーンをやっぱり自分で確認したいんで。
家にかえって何回も巻き戻したり。
やっぱり悪いプレー、トラップミス、パスミス、シュートミスっていうのを、
もっとこういう心境でやったほうがよかったなっていうのをもう一回確認するために見ています。」

名波「自分の考えとリンクしているか。
とか
いやいや俺こうやろうとしてた。とか?」

柿谷「そうですね。はい。」


■追及する得点パターン
柿谷
「こないだの嘉人さんの決勝ゴール。
ああいうゴールを決めれるっていうことはやっぱり常にどこかに当てるっていう気持ち、
そのメンタルっていうのが自分には大事かなと思いますけど。
それこそゴンさんじゃないですけど」

名波
「ゴンちゃん昔ね、右からのパーフェクトなクロスをね。
ヘディングにいって、ヘディングはスルーして肩にあたって入ったことあるよ。」

柿谷
「俺それ映像見たことあります(笑)」

名波
「あとキーパーと1対1.FC東京戦だ。
シュート打とうとしたら下がスリッピーで、ちょっと滑りながら打ったの。
あーいう奇跡的な泥臭いのがストライカーの魅力だよね」

柿谷
「入っちゃったっていうのが欲しいです。
顔面に当たってでも枠に飛んでそれが一点になって、
僕自身の結果というところも伸びていくと思うので。
泥臭くても一点っていうのはとりたいですね。


■オランダ戦、ベルギー

名波「世界ランクは両方とも一桁。
同じグループになる可能性もあるんだよね。
ベルギーが第1ポッドで、この3か国が一緒って可能性もあるんだよね。
いいシュミレーションになるよね。」

柿谷
「W杯で皆優勝する、W杯で勝つって言っている以上、やっぱりそういうところにも勝たないといけないと思っているし、ただ個人としてはFWやっている以上ゴール。
ゴールにつながるプレーっていうのを代表でもっとやっていかないといけないので。」


■W杯への思い
柿谷曜一朗
「ワールドカップに出たいなんて誰もが思うことやけど、誰もが出られるわけじゃないし。
正直今まで色々あって、自分が描いていたサッカー人生ではなかったかなっていう感じは
やっぱり自分でもしますけど。
W杯が今自分でつかめるポジションにいるわけやから。


以上。