サッカー日本代表 ザックジャパンW杯出場会見 コメント全文

2014FIFAワールド杯出場を決めたザックジャパン

ザックジャパンのメンバーが会見を開きました。

全文です。


日本サッカー協会会長
大仁邦彌
「皆さんこんにちは。
まずは、本当に熱い応援をいただきました、全国のサポーターファンの皆様、
そしてご支援をいただいているスポンサーの皆様、メディアの皆様に、厚く御礼を申し上げます。
そして何より、この長い厳しい戦いを戦い抜いたと言いますか、まだ一戦残ってますが。
ザッケローニ監督以下、選手の皆さん、コーチの皆さん、スタッフの皆さんに、
心から感謝を申し上げますとともに、敬意を表したいと思います。
今回の出場決定はあくまでも、通過点でありまして、
我々の最大の目標は来年の本大会だと、そこで結果をだすことだと思っております。
その為に、これからもしっかり準備をしてレベルを挙げていく必要があると思います。
レベルを上げていくためにはこれからも海外のチームでプレーする選手が増えてくることも重要かと思いますが、
やはり日本のJリーグがさらにレベルアップし、活性化していくことが不可欠だと思っております。
これからも皆さんにはJリーグを注目して応援していただけたらと思います。

あと最後になりますが、
東日本大震災被災された方々にも今回の出場決定を喜んでいただけたんではないかと
それは我々大変良かったと思います。
以上、簡単ですが私の挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。


原博美 技術委員長
「おはようございます。
W杯出場を決めて、本当にうれしく思います。W杯出場というのは、ここにいる我々だけでは決してできなかったことだと思っています。
日本中のサッカーを愛する人たち、そういう人たちの後押しがあって初めてW杯に出れるという風になったと思っています。
まだまだチームとして成長しなければならないこともあると思いますし、
あと1年後にいい準備を皆でやって、その前にあと1試合あるイラク戦とコンフェデレーションズカップ
まず全力で戦って、チームをどんどん成長させていくために全力でやりたいと思います。
本当にありがとうございました。


ザッケローニ監督
「まずはこうしてW杯出場を決められてうれしく思いますし、
監督して招聘してくれた日本サッカー協会に感謝したい。
このチャンスをいただいたことにも感謝してますし、
陰ながら支えてくれた代表チームのスタッフ全員に感謝したい。

そしてやはり強くやってくれた選手達には感謝したい。
非常に強い信頼関係で結ばれていると思うし、
ここにいるメンバーだけにとどまらず、ここまでザックJAPANで戦ってくれたたくさんのメンバーに感謝。

やはりサッカーという競技では、とにかく選手が主人公で、彼らがいなければ成り立たないものですから、
彼らなしでは我々スタッフ、監督、フロントの方々いくら頑張ったとしても成り立たない。本当に感謝。

昨日のスタジアムの雰囲気と言いますか、サポーターの皆さまが作ってくれる雰囲気というのは、
非常にチームの後押しになりますし、もはや、12人目の選手でなく13人目の選手だ。

スポンサーの皆様にも感謝したい。彼らなしでもここまでたどり着かなかった。
ここにいるメディアの方々にも感謝。これまで3年間私を我慢してくれてありがとう。


長谷部誠キャプテン

一夜あけて正直な気持ちはホッとしてます。
2年以上3次予選から戦って、その結果なので素直にうれしいです。
ただ、もちろん選手自身が一番感じてることは、やはり世界で勝つためには、
自分たちはもっともっと成長していかなければいけないということ。
それは選手が一番痛感していることなので、やはりこれから一年W杯に向けて成長度をあげていきたい。
今回の予選、出てる選手だけなく、このチームの強みはチームワークだと思ってます。
出ていない選手、そして今日ここにもいない予選を一緒に戦った選手達、
チームでいえば、監督コーチ代表スタッフ、全ての人が一つとなって、闘えるのが自分たちの強みだと改めて予選を戦って感じました。
あとはやはりサポーターの力というものは一番ありがたく、そして素晴らしいことだというのも実感しました。

ま、あまり僕が長くしゃべっても面白くないので、他の選手にしゃべってもらおうと思うんですけど。
まずは、ヤットさん。


遠藤保仁
「おはようございます。ちょーうれしいっす(笑)
以上です。」


長谷部誠キャプテン
「ちょっと短すぎたので、、次は、圭佑。」


本田圭佑
「こんにちは。
僕も特にしゃべることないんで、一言だけ応援してくれた皆さんに、
あることないこと書いていただいたメディアの皆さんに、
あとスポンサーの方たちに感謝したいです。ありがとうございます。

もうちょっとこういう内容は僕も誰かに振らしていただきます。
岡崎でお願いします。」


岡崎慎司
「本当に、いろんな人のおかげでW杯出場できたことは本当にうれしいですけど。
FWとしてはやはりゴールが欲しかったんで、これから一年ゴールにこだわってやっていきたいと思いますけど。
まぁ今野さんのおかげで昨日は勝ったと、あー引き分けてW杯出場決めれたので、聞いてみたいと思います。」


今野泰幸
「すごくうれしいです。
このチームは本当にいいチームだと思うし、ビッグクラブでプレーしている人と一緒にプレーするのは楽しいですし、
本当にこのチームは無限の可能性があると思っているので、これからもどんどん成長して世界で勝つチームになれることを信じて皆で頑張っていこうと思っています。ありがとうございます。


長谷部誠
「なんか、マヤがずっとしゃべりたがってるんで(笑)」


吉田麻也
「結婚しましたw
ハセさんとエイジ君も募集中なので是非皆さん、宜しくお願いします。
最後に。
ちょっとマイクください。
先輩たちがいいこといったので、一言最後に行って閉めたいと思います。

ブラジルの人聞こえますかー!!!もうすぐ行きますよ!

えーおあとがよろしいようで、ありがとうございます。


(世界の反応)

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(周辺の反応)
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内田…


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ハーフナー…




以下、記者からの質問


記者「本田選手に伺いたいのですが、かねてからW杯の優勝、そして昨日もコンフェデレーションズカップの優勝を掲げていますが、その為に今後日本代表がどんなことが必要なのか?そしてご自身もどんなことが必要なのか?いまどのように考えているか聞かせてください。」


本田圭佑
「まぁ。あんまりしゃべりたくないんですけど。
シンプルに言えば個だと思います。
個というのは、昨日、
キーパーの川島選手がしっかりと一対一で守ったところ、さらに高める。
今野選手がケーヒルに競り勝ったところ、さらに勝てるように磨く。
佑都、真司がサイドで個人で突破してたところの精度をさらに高めて、あれをブラジル相手にもできるようにする。
ボランチの二人が、どんなプレッシャーが来ても必ず攻撃陣にパスを供給できるように、
そして守備では常にコンパクトに保ちながら、ボール奪取を繰り返し90分間やる。
岡崎選手や前田選手が決めるところしっかり決める。
結局のところ最後はココで試合を決することがほとんどなので、
勿論日本の最大のストロングポイントというのは、チームワークなんですけど、
それはそんなもんは生まれもって持ってる能力なんで、僕らは。

どうやってこう自立した選手になって、こう高められるか、
自分が前に出るという強い気持ちをもって集まっているのが代表選手だと思うので、
この1年、まぁ短いは短いんですけど、考え方によってはまだ1年もあるという見方もできると思うので。
真司や佑都のようにね、本当のトップクラブでやっている選手もいますし、
ただそうじゃないリーグやクラブでやっている選手も、やれることってあると思うんですよ。
そこを、今野選手みたいに、憧れみたいに思っていたら困ると思っていて、
(会場爆笑)
あくまでも同じピッチに立っていますから。
そこはどんどん僕らに、あの、大先輩なので。
どんどんアドバイスをくれたらいいと逆に、僕は思ってます。
はい。以上です。



記者「川島選手、長友選手、香川選手の3人に質問したいと思います。
前回の予選とそれぞれ立場が違って今回の予選をのぞまれて突破を決めたと思いますが、
率直な感想と1年後に向けて意気込みお願いします」


川島永嗣
「前回のW杯出場が決まった時は、
僕はスタジアムの上からピッチを眺めてましたし、そういった意味では今回、
違った心境でW杯を決められたとはありますが、
長い間代表でやらしてもらっていて、自分の中で日本代表に対する誇りだったりとか、
日本のためにプレーしたいという気持ちは、自分がやっぱりスタジアムから代表の試合を見ていても、
自分がピッチにいても、やっぱり変わらないので、そういった意味で、うれしさという意味では変わりはないですが、
ただやっぱり日本の皆さんとあーいう形で、喜びを共有できたっていうのは非常に嬉しかったことですし、
素晴らしかったことだと思いますし、この先のW杯で日本の皆さんと共に、新たな夢を見れるように、
自分たち自身ももう一回やっていきたいなという気持ちでいます。」


長友佑都
岡田ジャパンの時は正直、心の底から喜ベた自分がいましたけど。
祝福ムードの中で、ま、こういうことをいうのは場違いかもしれませんが、
僕の中で昨日W杯出場を決めて、うれしい気持ちというよりも、これから厳しい戦いが始まると。
危機感の方が正直言って強かったです。
正直この気持ちを感じている大きな要因というのは、自分の低レベルさに関して、
そういう風に感じています。
まぁただ、ネガティブには考えていなくて、これからこの1年で、まぁ自分が、
もちろんチームとしても、どれだけ成長できるか、というところが本当に楽しみで仕方ないです。
僕は今まで本当にチームのためにということを常に言ってきましけど、
正直今の自分のレベルで、チームのためにはなれないと。
だからこの1年、とにかく自分のために走り続けたいということを思っていて、そしてまた1年後に、
大きく成長した自分でチームのためになりたいと強く思っています。
こうしてW杯出場が決まったことで、昨日も言いましたけど、
裏で僕たちの練習着やユニフォームを洗ってくださる人やマッサージをしてくださる人。
あとは昨日みたいな大舞台を僕たちに用意してくださった人たち、
あとは応援しださった人たち。
そういう人のおかげで僕たちは今いるので、本当に感謝の気持ちをもって、
これからも強い気持ちをもって成長していきたいと思います。
応援よろしくお願いします。


香川真司
岡田さんの時は、あの瞬間を僕もスタジアムでみていて、
あの時の自分は、本当に自信がなくて、ただ代表にいる感じがずっとしてましたし、
ただ、今回主力としてこの予選を戦って、W杯を決めれたっていう喜びは素直にありますし、
ただ、W杯を決めたと同時に、その舞台で今度はどう輝くのかっていう意味では、
個人としてもチームとしてもまだまだ物足りないですし、
そこで活躍するために、4年前悔しい思いして、これまで頑張ってきたので、
ただ、もっともっとレベルアップしていかないとブラジルでは厳しいのかなと思っているので、
そういう危機感は常に持ちながら、コンフェデもありますし、来年のW杯までしっかりと自分を磨いて、
もっともっと強くなって、そして夢の舞台で活躍できるよう頑張りたいと思います。




以上です。