【ガンバ初のJ2降格…】ガンバ出身のジュビロ磐田、菅沼駿哉選手のガンバへの思い、サポーターへのメッセージ

12/1 ガンバ大阪の最終節のジュビロ磐田戦で初のJ2降格がきまりました。

その一戦でフル出場したジュビロ磐田の菅沼 駿哉選手が、
複雑な思い、ガンバサポーターへのメッセージをfacebook上でコメントしています。

菅沼選手はガンバジュニアユースを経て2009年にガンバのトップチームに宇佐美らと共に昇格した選手です。
(2011年に熊本、2012-磐田)


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ガンバサポーターの皆様へ



僕は、ガンバ大阪が大好きです。


中学の時から、兄を追いかけ、ガンバ一筋でプレーしてきました。


しかし、去年の夏、大阪の地を離れることを決断しました。


それは、自分を変えたかったからです。


家から車で10分の場所にある練習場、仲の良い友達が近くにいる、


試合に出ていないのにとても大阪は居心地が良かったんです。


でも、それではいけないと思いました。


ここで結果を残さなければ自分のサッカー人生は終わる、その思いで熊本に行きました。


それでも、どんな時もガンバ大阪は、僕の心の中に存在していました。


だからこそ、違うチームから補強されることは、正直とてもきつかったです。


でも、それがプロの世界。


だから、今年はあえて「見返す」を自分の一年のテーマにし、最終節をとても楽しみにしてました。


それやのに、いざガンバと試合をする日が来るとなると、言葉で表せない恐怖感がありました。


夜も全然寝れなくて、試合前日は夜中に気持ち悪くて目が覚め、洗面所へ向かったりもしました。



勝ってええんやろか…


勝ってJ2決まったらどうしよ…


ホンマは何度も考えました。


だからこそ、試合は無心で入ることを意識しました。


勝った瞬間、とても嬉しかったのに、


ロッカーに戻り緊張が解れた瞬間、涙が止まりませんでした。


ガンバがJ2…今この試合で…とても喜ぶことは出来ませんでした。


セレモニーの後、監督が「挨拶行って来い」と一緒に付いて来てくれた時、ブーイングを覚悟していました。


でも、ガンバサポーターの皆様は本当に温かく優しい拍手を送ってくれました。


あそこから見た青と黒に染まる最高の景色、そしてあの拍手、優しい言葉…絶対忘れません。



ガンバは、僕の中でも、いつまでも偉大なチームです。


これからも、ガンバ大阪のことをよろしくお願いします☆彡


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以上です。。